スリーピーススーツが人気の理由 クラシックスーツの基本
ベスト付スーツ
福岡大名オーダースーツ専門店テーラーグレイスです。
オーダーメイドだからこそ、当店はスリーピーススーツでのお仕立てをお勧めします。
冬にスリーピーススーツをビシッと着こなすのは、反則級の格好良さです!
当店のようなクラシックに重きをおいている仕立て屋で創るスリーピーススーツは格別です。
福岡市中央区大名(警固交差点付近)パチンコ赤坂プラザさんの向かい側の1階にお店があります。
天神・赤坂・大名・警固・薬院・大濠から徒歩圏内です。
当店はクラシックをベースに現代の街並みに合わせて、スーツを創っています。
最近クラシックが流行ってきているからや、クラシック回帰だからクラシックを推している訳ではありません。
そしてクラシック回帰だからスリーピースを推している訳ではありません。
当店はモードが流行ろうが、ちょい悪スーツが流行ろうが、ずっとクラシックをベースに置いて、ブレずに本物を創っていきます!
当店の理念や考え方を過去に書いていますので、良かったら見てください。
3ピーススーツの歴史
なぜスリーピースがお勧めかというと、本来はスリーピースがスーツのルーツだからです。
1666年、イギリス国王チャールズ2世の衣服改革宣言で誕生したのが、ジャケット・ヴェスト・パンツで構成されるスリーピーススーツです。
以来350年、イギリスではスリーピース、イタリアではアビト・コンプレートと呼ばれ、スーツの基本となっています。
スリーピーススーツとは、ジャケット、ベスト、スラックスがセットになっているスーツのこと。日本では“三つ揃え”とも呼ばれています。
現在、スーツといえばジャケットとスラックスのみがセットとなっている“ツーピーススーツ”を指すことが多いです。
元々はスリーピーススーツがごくごく一般的でありました。(1930~1970代の洋画を見ていたらスリーピース姿のスーツを着ている人が圧倒的に多いです)
スーツ発祥の地・イギリスで作られたブリティッシュスタイルのスーツは、必ずベストがセットになっています。
このことからも、スリーピーススーツが正統派スタイルということが分かります。
ちなみに、日本人がスーツを着るようになったのは、海外との交流が盛んになった明治時代からです。
その頃に販売されていたスーツは、すべてスリーピーススーツだったそうです。
3ピーススーツ着こなしの注意・オススメのスタイル
・ベストのボタンは6個ボタンで5個とめ、1番下のボタンは外すタイプがお勧めです。
このタイプのベストで無理やり一番下のボタンをとめている人がいますけど、これはNGです。
一番下のボタンは外すように設計されているので、綺麗なシルエットが崩れます。
既製品では5個ボタンが多いですが、オーダースーツを仕立てるなら6個ボタンの5個とめタイプがお勧めです。
・ベストの下からベルトは見せない
ベストの下からベルトが見えているのはNGです。
ベルトが隠れるベストの丈の長さにしましょう。
できればブレイシーズ(サスペンダー)にするのをお勧めします。
ベストでブレイシーズが隠れて、ベルトではないので、ベストの下からベルトが見える心配もありません。
・ボタンダウンのシャツを合わせない
スリーピースは正装です。それに対しボタンダウンシャツはカジュアルシャツです。
フォーマルな装いにカジュアルシャツとチグハグなスタイルになります。
スリーピースにボタンダウンシャツを着ている人をかなり見かけますが、絶対にやめたほうがいい合わせ方です。
・オーダーメイドの場合はベストの尾錠は不要
既製品のスリーピースの場合は背中に尾錠と言って、サイズを調節するベルトみたいなものがついていることが多いです。
オーダーでも尾錠をつける人が多いですが、当店は尾錠なしでスッキリ見せるのをお勧めします。
そもそもオーダーですので、サイズはきちんと合いますので、サイズ調整をする必要もありません。
そもそも尾錠がついていてもサイズを調整する方はほとんどいないでしょうし、尾錠は何年も着用していたら摩擦でちぎれてしまうことがほとんどです。
オーダーメイドで仕立てるならベストの尾錠は不要です。
今回はスリーピーススーツについて語りました。
冬はスリーピーススーツを着て、クラシックな正装スタイルで過ごすのをお薦めします!
福岡オーダースーツ専門店 TailorGrace(テーラーグレイス)
福岡市中央区大名1-7-2
お気軽にお問い合わせやご予約ください。
この投稿へのトラックバック
トラックバックはありません。