ダグデールブラザーズ(DUGDALE BROS & CO)

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ダグデールブラザーズの歴史

ダグデールブラザーズ社は1896年、ヘンリー・パーシーとフェデリック・H・ダグデールの二人によって英国毛織産業の中心地でもあるヨークシャー州ハダーズフィールドにて服地商社(マーチャント)として創業しました。会社を設立した二人の服地に対する熱意・真摯な姿勢は、ダグデール家2世代にわたって混乱した戦時中をも乗り越え受け継がれていきました。
その後、同じ老舗の服地ブランド「ジョン・フォスター」にて働いた経験のあるキース・チャーノックが、ダグデール家最後の後継者ベティ・ダグデールからダグデール社を獲得しました。
感度の高いデザイナーや熟練の織り手、仕上げのプロによって生み出される生地はヨーロッパやアメリカの目の肥えたテーラーたちの間で瞬く間に評判となりました。
キースの息子、ロブ・チャーノック氏が1990年に会社に加わり、父・キースより2000年に会社を引き継ぎました。
今日でも、ロンドン市内のテーラーの聖地サヴィル・ロウの高級テーラーやオートクチュールとともに、成長を続けています。また本国では、服地だけでなく「ライニング(裏地)」「コート用トリミング」「ボタン」「テーラー職人用の道具」などといった、豊富な種類の素材も生産しています。

 

 

ダグデールブラザーズの生地の特徴

数ある英国ブランドの中でも目付がしっかりしたヘビーウェイトを中心に、スーツ服地コレクションを展開しており、がっしりとした風合いもさることながら耐久性、復元力にも優れた申し分のない出来上がりのものばかりです。
また、イタリア製の色気のあるカラーリングが多いスーツ・ジャケット服地の中、まさに王道ともいえるシックで上品なものが特徴。また英国柄を語るには必要不可欠なチョークストライプ、グレンチェック、タッターソールチェックを忠実に表現しており、他ブランドではみられない、流行に左右されず玄人好みの不変的なものづくりに徹底しています。
日本国内ではまだ扱い店が少なく、他ブランドに比べ出回っていない希少性の高さもあります。
高級品に対する市場の好みの移り変わりを理解し、軽く高性能な服地への要望を取り入れつつ、著名なテーラーに向け高品質な服地を作り続けています。慎重に選ばれた原材料と、ローカルの良質の水をふんだんに使い仕上げが施された生地は、フォーマルからカジュアルまで幅広くカバーする、約2000種類の素材を提案しています。

英国の某有名サッカークラブの制服もダグデール・ブラザーズ社の服地を使用。アジアでは日本以外では香港のテーラーが精力的に生地を販売しています。

ダグデールブラザーズの服地は、英国らしさ溢れるヘビーウエイトのしっかりした生地感と、王道のシックな大人カラー。オーダースーツ初心者から玄人まで、幅広い人たちに支持される服地といえるでしょう。

 

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