ドーメル(DORMEUIL)

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ドーメルの歴史

ドーメルは、1842年にジュールズ・ドーメルがイギリスから毛織物を輸入してフランス国内で販売することから始まった、 現存する世界最古の服地マーチャント(商社)です。
名だたる有名服地ブランドは、イギリスやイタリアに拠点を置く中、フランスに本社を構えるスタイルは珍しいと言えます。1800年代後半から積極的に世界各国への進出を進めていったドーメルは、1900年代前半には日本での展開を本格化し、その知名度を上げていきました。

ドーメルはフランス発の高級服地ブランドとして確固たる地位を確立。ファッショントレンドに対応し、シャネルやエルメス、ディオール、イヴ・サンローランなどにも服地を提供しており、他にもパリコレに参加する大小さまざまなブランドで、ドーメルの生地が使用されています。
ドーメルのブランドロゴにあしらわれた羊3頭のモチーフ。これは創業者のジュールズ・ドーメルと、のちに経営に加わる兄弟2人を指しており、ブランドのシンボルとして広く知られています。
また、紋章に刻まれている”domus optima domous amica (最高の品質を最高のおもてなしで)”という言葉のとおり、イギリスのハダースフィールドにある傘下のミル工場にて、最高品質の服地を作り続け、 現在では80ケ国以上にドーメルの生地は供給され、世界的な評価を受けています。

 

ドーメル の生地の特徴

 

ドーメルの物づくりの特徴は、ひとことで言うとイギリスとフランスの融合です。英国製ならではの丈夫でしっかりとした質感と機能性、そしてフランス人デザイナーによる感性に訴えるデザイン性とエレガンスを兼ね備えています。 ドーメルの物づくりの特徴は、ひとことで言うとイギリスとフランスの融合です。英国製ならではの丈夫でしっかりとした質感と機能性、そしてフランス人デザイナーによる感性に訴えるデザイン性とエレガンスを兼ね備えています。近年では光沢感に富んだ美しい服地に人気が高まり、近年では光沢感に富んだ美しい服地に人気が高まり、価格も比較的リーズナブルなエントリーモデルから、マーチャントならではの超高級品までバラエティーに富んでいます。価格も比較的リーズナブルなエントリーモデルから、マーチャントならではの超高級品までバラエティーに富んでいます。洋服好きを飽きさせない品揃えとなっているのです。

180年近くの歴史を持つドーメルは、先にも述べたようにフランスに拠点を置く珍しいブランドです。フランスのブランドでありながら、取り扱っている生地のほとんどはイギリスで作られたもの。これはドーメルならではの特徴であると言えます。

また、画期的な生地を作り出すことでもその人気を確固たるものにしています。1922年に耐久性の高い世界初のスポーツ用生地「スポーテックス」を。そして、1957年にはモヘアとウールの混紡生地「トニック」を発表し、世界の高い評価を受けました。

伝統を継承しつつ、時代の流れを敏感に感じ取り、常に新しい生地を生み出し続けているのも魅力のひとつです。

 

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