アンジェリコ(ANGELICO)

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アンジェリコ とは?

アンジェリコは1950年にイタリアのビエラ地方で創業した歴史ある生地メーカーです。ビエラ地方はアルプス山脈近くに位置するため、良質な水がとれる地域です。
良い生地を生み出すためには硬度の低い軟水が必要です。イタリアは硬度の高い硬水の地域がほとんどのため、非常に硬度が低い軟水がとれるビエラに毛織物工場が集中しているのです。
良質な水が滑らかな風合い、手触り、発色の良さを生み出しています。
そのためビエラは世界三大産地の一つと言われています。
ビエラ地方のメーカーには、
エルメネジルド・ゼニア(Ermeneghldo Zegena)、ロロ・ピアーナ(Loro Piana)、カノニコ(CANONICO)、レダ(REDA)等の有名な工場があります。

1960年、アンジェリコはオリジナルのコレクションを展開することで、一躍知名度がアップしました。
1968年になると紡績部門が新設され、事業拡大によるブランド力の増強が図られています。
設備投資を惜しまず、技術躍進に力を入れてきたことから、今では名実共に世界的なブランドとなっています。
また、1972年に染色と整理部門を併設したことによって、
紡績、織り、染色、整理まで一貫した生産体制が確立され、高品質な生地を世界に提供しています。

 

アンジェリコの生地の特徴

イタリア生地の特徴である、綺麗な艶感と柔らかさを残しつつ、しっかりとした織りを感じられるのがアンジェリコの生地です。
原毛は、オーストリア・メリノウールを主体にSuper 100’SからSuper 150’Sまでを使い分け、メンズスーツ素材向けに高級ウーステッド(梳毛織物)を生産しており、安定した供給力を持っています。平織なので光沢感には少し欠けますが、柔らかく繊細で滑らかな肌ざわり、発色の良さを特徴とするイタリア服地の中にあって、その風合いを残しながらも、強いハリ・コシ感のある生地を作っています。
メリノウール、シルク、モヘアなどの中でも、特にリネンは世界的に定評のある高品質素材です。吸湿性が高く、速乾性があります、風合いもシャリッとしていて程よい光沢感があり、春夏にオススメの生地です。

アンジェリコは製造を一貫しておこなっているため、「コストパフォーマンス」、「品質の良さ」に優れています。
比較的安価にお買い求め頂けるブランドになるため、初めてオーダーメイドで仕立てを行う方や、営業職など使用頻度が高い方におすすめです。加えて、ファブリックブランドとしての評判も高く、幅広いシーンで活躍する一品となるでしょう。

柔らかく艶があるのが特徴のアンジェリコですが、イタリアで生産される柔らかい生地は、実は縫製が難しいことでも知られています。柔らかい生地は縫製を上手に行わないと、型くずれが起きやすくなってしまいます。アンジェリコで仕立てたスーツを長く着るのであれば、縫製技術も良いところを選びましょう。

 

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