ホーランド＆シェリーのスーツをお考えの方は福岡天神・大名のオーダースーツ専門店　テーラーグレイス　にお任せください。

 

ホーランド＆シェリーは1836年ロンドンのボンドストリートで創業した世界で最も古いマーチャント（織物商社）です。創業1８0年以上という長い歴史を持つこの英国最大の織物商は、イギリス王室をはじめ、本国イギリスの老舗高級テーラー、パリのオートクチュールハウスや高級衣料メーカーなど、幅広く供給されています。現在は、本社をエジンバラ郊外のピープルズという町に移し、英国内外の直営工場にて多彩な生地コレクションや、高級インテリア素材の輸出などを展開しています。

ホーランド&シェリーと言えばドブクロス。ドブクロスとは、産業革命当時の英国織物産業の中心地であったドブクロス村が名前の由来であり、この村で発明された低速の織機「ドブクロス織機」から織られた生地のことです。現在、稼働できるドブクロス織機は世界で14台しか存在せず、そのすべてをホーランド＆シェリーが所有しています。
最新のエアジェット式織機では、ヨコ糸を1分間に約600回通すことが可能なのですが、ドブクロス織機は約100回しか通せません。そうして6倍の時間をかけた生地は、不要なテンションがかからず、糸の持つ風合いやポテンシャルが最大限に発揮された状態で織り上げられます。
1日にたったの40メートルしか織る事が出来ない貴重な生地なのです。

ドブクロスに情熱を注いでいるミルとして有名なのが、ハダースフィールドの「ジョン・クーパー」です。同社はドブクロス織機を所有するホーランド＆シェリーと1971年に合併後、ドブクロスだけを織る「ドブクロス・ウィービング カンパニー」を立ち上げ、超ヴィンテージ・クオリティを商品化しました。高級志向の顧客層やマニアック・ユーザーに向けて、“博物館的クオリティ”を提供しています。

また、ホーランド＆シェリーの生地コレクションは、他のマーチャントと比較し、非常に豊富な数があることも大きな特徴となります。ウールをはじめ､リネン、シルク、コットン、カシミヤからビキューナなど、最高級の素材まで幅広く取り揃えており、その数は圧倒的で群を抜いています。
年間平均約3000パターン以上の生地を供給しており、その内訳は、素材数が約30種､各素材30～80パターンの色柄を取り揃えています。

 

福岡天神オーダースーツ専門店　Tailor Grace（テーラーグレイス）