ハリスツイード(Harris Tweed)

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ハリスツイードの歴史

ハリスツィード(Harris Tweed)は、スコットランド北西部にあるアウターヘブリディーズのハリス島で誕生しました。 1846年、島の領主ダンモア(Dunmore)伯爵夫人がハリス島の職人に、マレイ・タータン柄をツィードで織らせました。 その出来上がりに満足したダンモア夫人はこのツィードをハリス島の産業にしようと周囲に広め、次第に売り上げと評判は上がっていきました。 その後、生産工程の改善を行い、ハリスツィード産業が始まるきっかけとなります。
ハリスツイードは単一の企業が持つブランド名という訳ではなく、いわば生産者組合の名称のようなもので、そのため意匠を守ることが難しく、類似商品が多く作られるようになりました。これを守るため1900年代の初めに、ストーノウェイ(Stornoway)の会議で、決められた紡績機械を使って作られたツイードのみを本物のハリスツイードとし、検査にパスした商品は本物の証明としてマークをつけることで合意しました。これによって統一性と生地のブランド化に成功しました。
ハリスツイードと名乗ることが許されるのは、アウター・ヘブリディーズで染色、製織した、純粋なバージンウールから作られたものだけです。正規品に付けられる織りネームには、生産者(島民)が特定できるシリアルナンバーが表示されています。

 

ハリスツイードの特徴

一般的にツイードとは、太く短い羊の毛を使用した「紡毛糸」を用いて織られ、表面が粗い毛織物のことです。紡毛糸とは、繊維があちこち向いた感じになりツヤはありませんが、中に空気がたくさん入り軽くて暖かい糸になります。ツイードは暖かく防寒性が高いことから、秋冬の素材として代表的な存在です。高級感のある冬用のコートやジャケット地として人気があります。
また、基本的に生地は分厚く、耐久性もあり保温性が高いです。生地の表面は、同じ秋冬素材の「フランネル」のような毛羽立っている生地とは違い起毛を行わないため、織り目がよく見えるのが特徴です。
ツイード生地は、糸を先染めし、色を何種類も使うことで細かい色柄に仕上がります。その中でも、代表的なのが「ヘリンボーン」。ニシンの骨という意味があり、魚の骨や杉の葉のような模様になっています。ウィンドウペンやチェックなども色柄も様々なものがあります。

数あるツイードの中で、ハリスツイードは最も品質がよく、丈夫かつ発色の美しい生地として世界中に知られています。
その独特なゴワゴワ感や手織りの雰囲気はノスタルジックな味わいがあり、とても魅力的です。また、弱撥水性と強い耐久性があるので、メンテナンスを行うことで20年程は普通に着る事が出来ます。

 

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