タック

タックの解説をしていきます。

福岡天神オーダースーツ専門店テーラーグレイスです。

タックとは

タックとは、パンツの前面、ウエストから下に向かって入っているヒダのことです。

タックの有無によってシルエットや与える印象、履き心地に違いがあります。

タックには、内側に向かって倒れている「インタック」と、外側に向かって倒れている「アウトタック」があります。

デザインの面では、インタックはクラシックな雰囲気があり、すっきりとしたスタイルに見えます。

アウトタックは、カジュアルで腰回りがゆったりとした見た目の印象になります。

機能面では、タックによって腰周りにゆとりができ、着心地が良く動きやすくなります。

タックの有無や本数によって着こなしの印象は変わります。

まず、タックが入っていないことをノータックといいます。

ノータックのパンツは細身なデザインのことが多くシンプルなデザインになります。裾幅が狭いのですっきりしたカジュアルな印象を与えます。

近年は細身なシルエットのスーツも流行しており、ノータックを選ぶ方が多くなっています。

タック入りのズボンと比べると、しゃがむなどの動作がしづらい特徴があります。

1～2本タックが入っているパンツのことをタックパンツ（ワンタック、ツータック）といいます。

ワンタックは、左右に1本ずつタックが入っているもののことです。一般的なスーツによく使われています。

ノータックより腰回りのゆとりがあるので動きやすいのが特徴です。デザインと機能性の両面でバランスがとれており、汎用性が高いデザインです。

ツータックは、2本ずつタックが入っているものです。上品な印象を与えられ、ワンタックよりもゆとりがあるのでさらに動きやすいのが特徴です。

ゆったりしている分大きいシルエットの印象を与えやすいので、ジャケットなどで引き締めて全体のバランスをとるのがお勧めです。

今回はタックについての豆知識でした。

福岡オーダースーツ専門店Tailor Grace（テーラーグレイス）