ゴージライン
ゴージラインについて解説します。
福岡天神オーダースーツ専門店テーラーグレイスです。
ゴージラインとは
ゴージラインとは、ジャケットの上襟と下襟の縫い目のラインのことです。このゴージラインの高さによって与える印象が変わります。
ゴージラインが高い位置にあるとシャープですっきりした印象に、低い位置にあるとクラシカルで落ち着いた印象になります。
ゴージラインの高さの変遷
時代によるスーツの形にはトレンドがありますが、それに伴いゴージラインの高さの流行も変化してきました。
80年代~90年代のバブル時代にはソフトスーツと呼ばれるような、ゆったりとしたスーツが流行しました。
その頃のゴージラインは低い位置にあるのが一般的です。
その後2000年代にかけて、ブリティッシュスタイルやクラシコ・イタリアが流行するとタイトなシルエットが流行しました。
それに合わせてゴージラインは高い位置が人気となり、最盛期には肩のライン程の高さのものも見られました。
2010年代も引き続きタイトなスーツが人気でしたが徐々に少しゆとりのあるシルエットのスーツも見られるようになり、
ゴージラインも高い位置ではあるものの以前より低めの位置になってきました。
現在はさらに少々低い位置のゴージラインのものが増えてきたようです。
今回はゴージラインについての豆知識でした。
福岡オーダースーツ専門店Tailor Grace(テーラーグレイス)