スーツの裏地

スーツの裏地について解説します。

福岡天神オーダースーツ専門店テーラーグレイスです。

 

スーツの裏地について

スーツの裏地は、スーツの内側にある生地で着脱のしやすさや吸放質性を変える役割があります。

スーツの裏地について詳しく説明していきます。

 

役割と特徴

・すべり心地:裏地が滑らかであることで、着脱がスムーズになります。また、スーツを着ているときの動きやすさにも裏地が影響します。

・保温性:裏地は保温性が高く、肌寒い日や冬も温かく過ごせます。背抜きのスーツであれば通気性が良く温かい季節に適しています。

・摩擦やダメージ軽減:裏地があることでスーツへの摩擦やダメージが軽減されます。

 

 

生地の種類

裏地に使用される生地には以下のような種類があります。

・ビスコース:滑りやすく通気性があります。柔らかい肌触りです。

・ポリエステル:耐久性があり、皺になりにくい素材です。静電気が起こりやすいので冬場は注意が必要です。

通気性はあまり良くないですが、コストが低いため一般的に使用されています。

・レーヨン:肌触りが良く、軽くて吸湿性が高い特徴があります。

・コットン:通気性が高く、肌触りが良いですが、皺になりやすい素材です。主に温かい気候向けのスーツで使われます。

 

 

スーツの裏地の選び方

スーツの裏地を選ぶときには、以下のようなポイントを検討してみましょう。

 

1.快適さ

肌触りや通気性が重要です。着心地が良く皮膚に刺激を与えない素材を選びましょう。

2.耐久性

裏地は着用時の摩擦やストレスに耐える必要があります。耐久性の高い素材を選べば、スーツの寿命を延ばすことが出来ます。

3.スタイル

裏地の色やパターンは、スーツの外側の生地と調和するよう相性を考えましょう。

一般的には地味な色やパターンを選ぶことが多いです。個性を出したい場合はアクセントになるような色やパターンを選ぶこともあります。

4.コスト

裏地の素材や品質によって価格が異なってきます。予算と品質のバランスをみて選びましょう。

 

 

 

今回はスーツの裏地についての豆知識でした。

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